虚のグリッド

今日は課題提出前ラス2のエスキース。 他の人に比べ、考えすぎて遅れをとっていたものの、ようやくどうにか形が見えてきて何となくほっとしている。明日からまた気合入れて、一気に。 中間では、コンセプトと構成し直した地盤については上手くまとまったもの…

morphosis

Morphosis: Buildings and Projects Volume 1 (Morphosis; Buildings and Projects)作者: Peter Cook,George Rand出版社/メーカー: Rizzoli発売日: 1990/05/01メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログを見るアクソメと模型表現が力強い。最近のよりも…

場所性と建築

1-10,1-11 Amsterdam Orphanage / Aldo van Eyck 先日のエントリで、建築と場所性は抜き差しならない関係にあり、人間による生きた空間において密接な関わりを有しているのではないかという論を参照したけれども、よくよく考えてみても全くその通りであると…

場所の概念

毎週火曜は外部から呼ばれた作家の話を伺っている。今日は自分のユニットの板屋先生の話。彼は古代ローマにおける伝統的建築の骨格(archi-type)を援用し、場所と時間に根ざした場を構成することを目指しているのが特徴的。また、たまたま資料を貰った入江先…

建築と広場の間

1-07 東京臨海部、台地の高さ関係 (国土地理院数値標高モデル 5mメッシュ) 東京都区部における標高は海抜5mより高い場所が黄色く示されている。 地図を見ると一目瞭然のように、西側に武蔵野台地が広がり、谷間に沿い緩やかに蛇行して幾つかの河川が東京湾に…

the Hadrian's villa

1-06 the Hadrian's villa イタリア、ローマ郊外ティヴォリのヴィラ・アドリアナ。 雄大なランドスケープに挿し込まれた秩序がもたらす場所との応答が印象的で、いつか訪れてみたい場所。 建築ではあるけれど複数の群で成り立っていることで、ある意味小都市…

a landscape painter

ユベール・ロベール ―時間の庭― ジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージ 『牢獄』展 久しぶりの西洋美術館に訪れる。上野はいつ行っても混んでいるのがなぁ・・・。 18世紀の風景画家、ユベール・ロベールは元々あまり知っている画家ではなくて、プロフィールを見…

late at night.

光と闇。 夜が更ける頃、あるところでは東京にもひっそりとした闇が訪れる。闇のなかにぼうっと柔らかな明りが漏れ出る。 こういう時にもなぜか、日本的なものを感じる。

他人事

色々な人と関わってきたなかで、最も理解できないのが何に関しても他人事なオーラを出しているひとだ。 なんというか、自分で選択した道のはずなのに、そこから先も誰かにレールを敷いてもらおう、やってもらおうという感覚が薄々見えてしまうのが理解できな…

Tokyo Water Scape

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materials in landscape

栃木で出会った建築と断片の風景。 実際に見たものが、写真というフィルタを通してフレーミングされると、別の意味を内包した別のもの、へと転化する・・・? 建築とそのマテリアルは、切っても切れない関係。 ぜひ考えたいのは、場所性とマテリアルの関係性を…

人間って難しい。

久しぶりに飲みの席を共にした。 初対面に等しいけど、時々は心の琴線に触れるときがあって、その理由はよくわからないけどすぐに打ち解けて仲良くなったりできることもある。 人間関係が人生のひとつのテーマであると考えた時、人は一人では生きてはいけな…

no title.

溜まったことをやる

時間があるってことは幸せなことだ。 目の前のことに没頭したり気を取られていると、他のことがだいぶ疎かになる。 ちょっと時間ができても、心に余裕がないとその時間をうまく使うことができない不器用さってあると思う。 思い切って髪を切りにいって、お菓…

いろいろね。

うひゃぁ。 空いた時間にあれこれポーフォリをまとめたり何やかんやしてたらもう3月も終わりそう。 普段は主に夜しか時間使えないのに、土日までフルでやっても終わらない有様で、何もかもが足りない・・・。 忙しい忙しいって、いろんな所でよく言うけど、限ら…

北斗七星の庭

watari-um art museum next exhibition重森三玲 バラガン展ぶりのワタリウム。 今回は作庭家、重森三玲の展示。会場構成は藤原徹平氏でした。 重森三玲は、台風の影響で庭園の保存・継承ができないことに危機を感じ、国に掛けあうもことごとく断られ、意を決…

2012

青森県立美術館 / 青木淳 2011年が終わって、2012年が始まった。 昨年のこの時期は論文も終わりに近づいて、とにかく焦っていた。そんな矢先に、初めて葬式というものに立ち会ったのだっけ。 特によく覚えているのは、この時期。 その後地震があったり、建築…

鬼押出し

とあるプロジェクト

課題やバイトの傍ら、とあるプロジェクトを引き受けることになった。 今は建築を学び始めてから、ようやくその全体像というか世界の広がりを認識できるようになってきた段階で、これまで自分が身を置いていた土木・景観分野との繋がり、あるいは壁について実…

最近購入したものたち。

最近購入。いよいよ興味が深まってきた感覚がある。 時間のあるうちにゆっくり読もう。 GA No.74〈ジュゼッペ・テラーニ〉カサ・デル・ファッショ1932-36/アントニオ・サンテリア幼稚園1936-37 (グローバル・アーキテクチュア) a+u (エー・アンド・ユー) 201…

なんかの見学会を思い出した

広島平和祈念聖堂 / 村野藤吾 昨日の授業で、村野藤吾が紹介されていた時に、ふと、見学会で広島を訪れた時のことを思い出した。 その頃、建築について興味はあったけれども、特にこれといって勉強していたわけでもなかった。 それでも、何か雰囲気が違うと…

Valerio Olgiati and His Architecture

http://www.momat.go.jp/Honkan/Valerio_Olgiati/his_architecture/ 課題も終わり、国立近代美術館へと足を運ぶ。 オルジアティは、以前スイスに旅行に行った時に先輩から初めて教えてもらった建築家で、その時から興味を持って個人的に見たりしていたのだが…

Kamakura Fine Art Library

課題終。 今回の課題は、一応必要な図面は揃えることができたけれど、色々足りていない作業が多くて、全体のタイムスケジュールと実際にかかる作業量と時間、何に重点を置いてプレゼンするか・・・のバランスを考えなければいけないと思った。 講評会で評価され…

無題

あと3日。

息抜き

久しぶりにuniqloのブログパーツを使ってみる。 国と都市もたくさん選べるので、意外とたのしい。

memo

やばい・・・残り一週間しかない。。 でも、一週間はあるか。がんばろ。

mid-term presen kamakura

後期の課題が始まった。というか、普段よりちょっと前倒し気味に中間発表を終える。 少しずつ課題のペースには慣れてきた気もするが、形について納得しなければ図面が描き始められないということと、自分が納得していなければ前に進めないという思考回路はず…

残暑

■ 上映作品・上映スケジュール | 日本科学未来館 (Miraikan) 昼間に少し谷中を散歩して、 先日亡くなられたレイ・ハラカミさんの音楽に包まれながら、暗やみの色を見てきました。 見えないものを、みてみたい、と。 最近の映像技術は素直にすごいと思えるくら…

夏の風物詩

いよいよ9月。思い返せば暑さに負けてだらりだらりと過ごしてしまった夏。 本は読んでいたけど。 さて、気合入れ直すとしましょうか。 だいぶ涼しくなってきてしまったので、秋の気配を感じる前に・・・花火、しておきました。手持ちもいいですね。

summer trip to Shizuoka(Clematis, Toro, Miho)

日本国内はあらかた回った気がするので、ちょっとマイナーどころ(とか言ったら怒られるか、汗)を攻めてみようと思い、静岡をチョイス。 訪れたのは、以下の場所。 クレマチスの丘 ヴァンジ彫刻庭園美術館 / 宗本順三 IZU PHOTO MUSEUM / 杉本博司 ベルナール…