建築

成城学園前にて

成城三部作を見る。成城ファースト、成城フェリス、成城山耕雲寺。全て鈴木了二の作品で、それぞれ物質試行10、11、33。 最初の2つは年度も制作no.も隣同士なだけあって、随所に対応関係が見られるようだ。 例えばエントランスの端から階段を上ってアプロー…

portfolio ver.2

■ issuu:portfolio yoshikazu namiki by cp_tp - Issuu 先日装丁のみ掲載したポートフォリオの中身をアップロードしてみた。 最近は色々な大学の学生やデザイナーがアップロードしたポートフォリオをまとめて閲覧できるサイトがたくさんあるので、見て回っ…

卒業前のもうひと仕事

昨年秋頃から続いていた教授からの頼まれごとで東京を離れる。 今回は、一人でできる残り時間も限られているので同期を誘って水路の調査と実測を。 現地では、恐らくこれまでに使われてきただろう痕跡を探して歩く。そして、自分らなりの視点で、もう一度そ…

またまた入手

Surface & Symbol: Giuseppe Terragni and the Architecture of Italian Rationalism作者: Thomas L. Schumacher出版社/メーカー: Princeton Architectural Pr発売日: 1991/06/01メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (1件) を見るGiuseppe Terragn…

portfolio

portfolioの製本をオリジナルで。 ハードカバーは骨の折れる仕事だということが分かった。

破格の値段で。

Bibliotheque Nationale De France 1989-1995作者: Dominique Perrault,Michel Jacques出版社/メーカー: Birkhauser発売日: 1995/08/01メディア: ハードカバー クリック: 1回この商品を含むブログを見るSt. Petri: Klippan 1962-66 (O'neil Ford Monograph)…

湯島

gallery BAUHAUS / 鈴木了二 新年は気持ちを新たに湯島に初詣。 昨年は思うようにいかないことが多かったが、今年は大吉。 すぐ近くにギャラリーbauhausがあるので、ついでにファサードだけ眺めに訪れる。 卒計もとっくに折り返し、ここから一気に頑張ろう。

東京さんぽ

4-01 4-02 4-03 4-04 4-05 4-06 4-07 4-08 鬼子母神でお参りして、雑司が谷に足をのばす。 川跡から逸れる坂やくねる道を見つけるとわくわくする。

建築言語の意識化について

建築言語の共同体を意識化するということは、ほとんどが、いや、全て経験知によるものなのかもしれない。 その場所の佇まいや匂い、温度・湿度など、自らの目で観察し五感で得た感覚を建築に対する知恵として変容していく過程は、恐らく自分自身の身体を通じ…

he is a gentleman.

藝大にて槇さん講演会。色々思うところあったのでメモ。 彼の話を聴くのは去年のメタボリズム展以来か。相変わらず元気溌溂で、てっきり座って喋っているのかと思ったら最後まで立って話をしていた。その姿はこれからの世界を背負って立たねばならない学生に…

最近手に入れたもの

R M Schindler作者: Judith Sheine出版社/メーカー: Phaidon Press発売日: 2001/09/13メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (1件) を見る川の外科医が行く―高知発、近自然工法の軌跡作者: 掛水雅彦出版社/メーカー: 高知新聞社発売日: 2011/12メディ…

久しぶりのぐったり休日

11月初め、他の人が遠くに出掛けたり遊んでいるのを横目に何徹したのか覚えていないくらい作業に没頭していて、気づけば発表が終わり、休みも終わっていた。 そして休む間もなく研究室の調査と卒計のキックオフミーティングがあり、頭を悩ませる。今年はそん…

寿解放区

先日ようやく共同設計が終わり、展覧会で発表を済ませる。先生からもいくつか興味深い講評を頂く。 進めてきた方向が正しいのかは議論の余地が大いにある。特に、建築であること、建築ではないことの境目がつかなくなっている、つまり一人の設計者としてどこ…

課題終

3-01 夏季休業期間から始まっていた共同設計課題が先日一区切りを迎える。 学校では3年第三課題で必ず共同設計をやることになっているけれども、これがまた非常に難しい。課題は仕事ではないし、相手に作業を強制することもできないぶん、モティベーションを…

ground architecture of locality vol.2

2-02 perspective 2-03 section model

着想の種

Louis I. Kahn: Complete Work, 1935-1974作者: Heinz Ronner,Sharad Jhaveri出版社/メーカー: Birkhauser (Architectural)発売日: 1987/06メディア: ハードカバー クリック: 2回この商品を含むブログを見る Drawings of Architectural Interiors 以前から欲…

講評会にて

講評会で頂いたアドヴァイスを忘れないようにメモ。 うちの学校は他の建築学科に比べ、どうしても使える時間が限られているため、あるテーマを以て集中的にスキルアップを図るのが特色だと言えるが、なかでも教授陣の図面に対する執着は物凄いものがあると思…

ground architecture of locality

課題終。 今回は中間の時点でほぼ何も無かった状態からの追い上げで何とか周りに追いついたといったところか。 1-14 roof plan 1-15 perspective 1-16 model 当初から考えていた地盤のグリッドと建築のグリッドの間に生まれるズレについて、もう少しプランを…

no title.

1-13 plan study 1-14 shape of roof study planと屋根形状のスタディ。 地盤のグリッド、建築(壁・柱)のグリッド、植栽のグリッドをもとにして計画する。 屋根と建築はそれぞれ別個に秩序付けられ、あたかも公園内に自生する木々の揺らぎが構築物に変換され…

虚のグリッド

今日は課題提出前ラス2のエスキース。 他の人に比べ、考えすぎて遅れをとっていたものの、ようやくどうにか形が見えてきて何となくほっとしている。明日からまた気合入れて、一気に。 中間では、コンセプトと構成し直した地盤については上手くまとまったもの…

morphosis

Morphosis: Buildings and Projects Volume 1 (Morphosis; Buildings and Projects)作者: Peter Cook,George Rand出版社/メーカー: Rizzoli発売日: 1990/05/01メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログを見るアクソメと模型表現が力強い。最近のよりも…

場所性と建築

1-10,1-11 Amsterdam Orphanage / Aldo van Eyck 先日のエントリで、建築と場所性は抜き差しならない関係にあり、人間による生きた空間において密接な関わりを有しているのではないかという論を参照したけれども、よくよく考えてみても全くその通りであると…

場所の概念

毎週火曜は外部から呼ばれた作家の話を伺っている。今日は自分のユニットの板屋先生の話。彼は古代ローマにおける伝統的建築の骨格(archi-type)を援用し、場所と時間に根ざした場を構成することを目指しているのが特徴的。また、たまたま資料を貰った入江先…

建築と広場の間

1-07 東京臨海部、台地の高さ関係 (国土地理院数値標高モデル 5mメッシュ) 東京都区部における標高は海抜5mより高い場所が黄色く示されている。 地図を見ると一目瞭然のように、西側に武蔵野台地が広がり、谷間に沿い緩やかに蛇行して幾つかの河川が東京湾に…

the Hadrian's villa

1-06 the Hadrian's villa イタリア、ローマ郊外ティヴォリのヴィラ・アドリアナ。 雄大なランドスケープに挿し込まれた秩序がもたらす場所との応答が印象的で、いつか訪れてみたい場所。 建築ではあるけれど複数の群で成り立っていることで、ある意味小都市…

materials in landscape

栃木で出会った建築と断片の風景。 実際に見たものが、写真というフィルタを通してフレーミングされると、別の意味を内包した別のもの、へと転化する・・・? 建築とそのマテリアルは、切っても切れない関係。 ぜひ考えたいのは、場所性とマテリアルの関係性を…

no title.

2012

青森県立美術館 / 青木淳 2011年が終わって、2012年が始まった。 昨年のこの時期は論文も終わりに近づいて、とにかく焦っていた。そんな矢先に、初めて葬式というものに立ち会ったのだっけ。 特によく覚えているのは、この時期。 その後地震があったり、建築…

とあるプロジェクト

課題やバイトの傍ら、とあるプロジェクトを引き受けることになった。 今は建築を学び始めてから、ようやくその全体像というか世界の広がりを認識できるようになってきた段階で、これまで自分が身を置いていた土木・景観分野との繋がり、あるいは壁について実…

最近購入したものたち。

最近購入。いよいよ興味が深まってきた感覚がある。 時間のあるうちにゆっくり読もう。 GA No.74〈ジュゼッペ・テラーニ〉カサ・デル・ファッショ1932-36/アントニオ・サンテリア幼稚園1936-37 (グローバル・アーキテクチュア) a+u (エー・アンド・ユー) 201…