他人事

色々な人と関わってきたなかで、最も理解できないのが何に関しても他人事なオーラを出しているひとだ。
なんというか、自分で選択した道のはずなのに、そこから先も誰かにレールを敷いてもらおう、やってもらおうという感覚が薄々見えてしまうのが理解できない。
本当はそういうふうに考えてはいないのかもしれないけど、結果としてそう感じてしまうのは、お互いにとって良くないことだと思う。


自分は人間関係という視点で、コミュニケーションをとるのが決して上手い方ではないし、器量もないと自覚しているけれど、
それにしても目に余ることは時々あったりして。
大人はそういうどうにもならないことをある程度のラインで折り合いをつけていくものかもしれないが、どういう関係が結局のところいい結果に結びつくのかは未だにわからない。
というか大人とか子供って一体何だ。そういう区切り方すらちゃんちゃら可笑しく思えてくる。


自分もそこまでできた人間ではないと思うからこそ、お互いの意思疎通が必要だと思うのに、それすら機会を奪われてどうしろというのだろうか。
そこまで面倒見切れないという思いと、どこかで気づいてほしいという交錯する思い。


自分のできることを黙々とこなすこと。ただそれをするだけでいい、と思いたい。
雨の日は特に心身ともに堪えるな。