法隆寺宝物館

3月は結果的に、程よい感じでインプットとアウトプットが噛み合った気がする。
昨日、ようやく記事の入稿が完了した。編集部には毎度迷惑かけっ放しなので、頭がいつも上がらないのだ。でもでも、今回はなかなか面白いものが書けたと思う。これに関してはまた後ほど書くことにしよう。
予報では寒いと聞いていたけれど、普通に暖かかったので、谷口さんの法隆寺宝物館を見に上野に足を運ぶ。
桜は結構咲いていて人でごった返してるのだが、国立博物館の方はめっきり人が少ない・・・笑



法隆寺宝物館 / 谷口吉生


 
 


谷口さんの建築は、実は結構見に行っている。
一年生のときに見に行った建築展(いま思い出した、笑)での衝撃に始まり、、
こないだも豊田市美術館(これが一番好きかも)に行ったし、清春美術館とか広島の環境局中工場などなど、色々と見る機会に恵まれている。
まわりの建築と何が違うのかというと、すごく堅実な感じがしてディテールひとつとっても妥協がない、という感じ。
特に、手すりとか壁の素材、接合部の手の入れ方は半端ないと素人ながら思う。
ただ、今回の宝物館は、動線としてはすべての要素を一筆書きのように通っていけることはいいのだが、外を眺める際にアイレベルとの関係がうまくいっているところが少なくやや惜しいなぁと思ってしまったことが気になった。
とはいっても、中二階の存在がなかなか面白くて、しばし佇んでしまった。
彼の設計した美術館は間違いないっていう感じがあって、やっぱすごいなぁと思いながら後にしたのでした。


さて、いよいよ新学期。
今年度も、やってやります。時間はないけれど、その無い時間を振り絞って。