ここで頑張るということ

ここのところ、修論やらWSやら駅前広場のプロジェクトやらに追われ続けて、自分のことなのに将来のために動いていない気がする。周りはいそいそと就活しているし、何かしらの形で動いてはいるのだけど、なんなんだろう、この焦らなさは。
ずいぶん前に思い立ってから、色々と水面下でもがいてはいるけど、突き抜けるものがまだない。きっかけばかりを求めて周りにもたれかかっていては道は開けないなんてことはわかっているつもりなのに、目先の忙しさに甘えていることに嫌気が差したり。
なんだかもう充実してるんだかしてないんだかよくわからない。


いまお手伝いしている事務所の人とも、結構将来のことについて話したりするのだけど、
こういう世界で頑張るには、学生と社会人との境界をしっかり持っていないと埋もれてしまうってこととか、つまり、学生って低コストで使える人材っていうわけで、どう差別化を図っていくかというと、キーになるのはスピードだったり責任とかだったりするのかもしれない。そんな簡単な言葉では括れないけど。
これからは、学生もどんどんスキルを上げてくるだろう、でも、それだけじゃ何かが足りていない気がしてしまう。
何でも扱えてしまうこと、つまりスキルを過信しすぎると、ものごとを深く掘り下げる思考力や洞察力のようなものが無くなってしまうのでは、とも思う。
だけど考えるプロセスを深く突き詰めたりできるのは学生のうちだけ、とはよく言われるからこそ、もう少し違う環境に身を置いて考えてみたい気持ちがある。
これから、何で勝負していくか、その観点と意識だけは持っていたい。


自分のために使える時間があるっていうことは、とても幸せなことだと思う。
もちろん、ひとのため、もだけど。