渡り鳥的たびのきせき

何もかもほっぽらかして、勢いで日本を飛び出した9月中旬。あれから一ヶ月が経った。
帰国してから、何事もなかったかのように日々は過ぎていくが、向こうで出会ったいろんなことを忘れたくないから、やっぱりちゃんと書き留めておこうとおもう。
帰ってきてからの生活があまりにひどすぎる。これじゃあ全部わすれっちまうよ、ってことでがんばらなきゃ。


今回の旅のテーマは、
・とにかく数多くの町並みと建築をみる、そして五感で体験すること
・スケッチをたくさん描くこと
・海外の人たちの雰囲気や様子をじろじろ観察すること


とは書いたものの、まちを歩いて自然に感じられたことを大切にしたいな、と思った。
まずは日程の整理から。


■09/13→15 @ London (England)







■09/15→16 @ Lille (France)







■09/16→21 @ Paris, Ronchamp (France)







■09/22 @ Bilbao (Spain)







■09/23→24 @ Madrid (Spain)







■09/25 @ Sevilla (Spain)







■09/26 @ Cordoba (Spain)







■09/27 @ Granada (Spain)







■09/28→30 @ Barcelona (Spain)







■10/01 @ PortBou (Spain)







■10/02 @ Marseille (France)







■10/03 @ Mirano (Italy)







■10/04→05 @ Zurich, Luzern (Switz)







■10/06 @ Sumvitg, Chur (Switz)







■10/07 @ Vals, Davos (Switz)







■10/08 @ Basel, Bregenz (Switz, Austria)







■10/09 @ Munchen (Germany)







■10/10→12 @ Berlin (Germany)







ロンドンinで、パリにて知り合いの知り合いの家に泊めてもらいつつ、まったりとCorbusier作品を中心に見て回り、郊外のロンシャンにも足を伸ばす。
その後旅の中盤では、スペインの中心都市とアンダルシア地方を中心にぐるりと一巡りして、南仏とミラノをかすめ一気に北上。
スイスではチューリヒに滞在しながら(泊めてもらいながら、笑)郊外の田舎町に足を伸ばしてじっくりPeter Zumthorを見て、オーストリアをかすめてドイツでゆっくりしてベルリンout。
という流れ。


初のヨーロッパということもあって、行くところすべてが新鮮で、考えることも感じることもたくさんあった。
海外の建築ってどんなもんだ?とか、デザインの潮流、街並みの現実、いろんな旅行者と出会って考えたこと、将来自分は何やってんだろうなぁとか頭のなかがぐるぐるしてる。
それは、帰ってきた今でも同じで、一瞬のように過ぎ去った一ヶ月をどうやって自分のなかで整理するかが目下の課題。
でも、とてもできそうにないけれど。


ただ、行ってきて何を考えたかはこれから少しずつでも書き残していきたい。
総じて、今回の旅行はよかった。初の海外一人旅だったし、色々な意味で自分に影響を与えた機会になるんだろうなぁ。