怒濤のモケイ月間 ―勝島運河編

来週、課題の対象地で発表することが決定した。
対象地の勝島運河とは、学校の授業関係で関わらせていただいている場所で、
品川区立会川周辺にあるんだけど、昔は旧東海道の宿場町として、半農半漁で成り立っていたと言われている面白いところだ。








旧東海道沿いには、昔からありそうな雰囲気のある家も。









こんな感じで、時間帯や天気、曜日によって運河が見せてくれる表情は全然違うのだ。


雨の日に行くと、泣いているようにみえる。


授業課題はつい先々週くらいに発表終わったんだけど、
せっかくの機会だからということで、現地の住民の方々に対して発表する機会をもらった。


で、どんな感じの提案かというと、
今ある特色を生かして自分たちでどんどんデザインしていこう、っていうもの。
運河は気持ちいいし、まちなかに入ったら入ったでこじんまりとした家々が連なっていて、すごく面白い。だから、ポテンシャルはあるんだと思う。


この勝島運河、ボートに乗ったり船に乗ったりしている人がいて、奥に入り組んでいるけれども、東京湾に面しているなかでこんな風景を見たのはほぼ初めてだった。


先日もボート体験ということで、eボートとやらに挑戦。一緒に乗ったのが子どもばっかりで推進力がまったく足りず、本当に疲れたもんだ。
でも、また遊びにいくって約束したので、次はシーカヤックに挑戦してみたい。
自分のカヌーを持っていれば、地方の川で川下りなんかもできちゃうし、リアルにやってみたい!と思う。



地元の人たちが、自らが住むまちの魅力を知っていて、それを自由に楽しんでいる、正直なところそんな風景を東京で見つけられるとは思っていなかった。
すごいところだ。


課題の模型とパネルはまた発表が終わってからゆっくり見返していくことにしよう。
さて、もうすぐ出発の時間だ。