PAの裏側・高速道路の下

実に、どっかでやられるような小ネタだ。どうなってるか、知ってますか?
僕は初めてPA(パーキングエリア)の裏側に進出し、高速道路の下を通り、街中へ抜け出るという経験をした。
え、なぜかって?
そりゃあ、、
クルマのハンドルが効かなくなったから。(怖)
今書いていて、思い返せば実に怖い。
話が前後してるけど、それは、20日のこと。例によって朝から早川で野良着の取材をして、午前中に家に帰り、そして午後のバイトに向かうつもりだったのだが。
実はこないだのバッテリーがあがったときにも、予兆はあって。
エンジンをかけるとカタカタ言うんだけど、ちょっとしたらその音が止んだから大丈夫かなと、そのときは思った。
時間があまり無いので、取材を終えて早々に帰京する。


こんなときでも、しっかり食べ物を。
奥は、やはたいもと言って、里芋のようなヌルッとした食感。手前のお味噌をつけて食べる。素朴な味でおいしい。


まぁ、前置きはこのくらいにして、少なくとも高速に乗るまで、途中まではとても快調に進んでいた。
で、中央道のなかでも結構カーブがきつくなるところの周辺で、事件は起きた!!突然、きゅぅん…と今までに出したことも無いような音を出し、メーターのランプが全部点灯し、ハンドルが急にきかなくなったのだ。
正直おったまげた。おれ、ついに死ぬんじゃなかろうか、と…。
思ったけど、まぁ何とか近くのPAまでたどり着く。ボンネットの中をみると、どうやらパワステなどに関係しているベルトが緩んで、擦り切れてしまったようだ。それで、ハンドルが重くなったのかーと一人納得。
このままだとラチがあかないので、バイト先と親に連絡、クルマをいったん放置して後でローダー(積載車)で取りに来ることにした。
で、ここから問題なのが、東京までどうやって帰るか。電車か、バスか。PA売店のおばさんに聞くと、PAの裏側から街に出れば、電車があるとのこと。てか、道筋一回聞けばわかるのに、5回くらい同じ説明をされた。いや、感謝してますけど。マシンガントーク過ぎて口を挟めなかった。
というわけで、いざ出発。




こんな感じのところを通ります。あぁなんかこういう状況に気分が高揚する。




真横には当然のようにクルマがびゅんびゅん走る。




わかりますか、ここ。実は高速道路の下。結構普通にどかーんと穴が掘ってある。いや、高速の下に通り道があるなんて思いもよらぬ。高速のような、クルマが相当多くしかも凄いスピードで走るとき、どのくらいの荷重や影響がかかるんだろう。




トンネルを抜けると、そこは、、ごくふつうのまちでした。
こうして駅までたどり着き、東京に戻ってバイトして…、この日は本当に疲れた一日でしたと。
クルマは大事にしましょう。本当に。(もう14年だけど)




夜にローダーでクルマを拾いにいき、翌日ディーラーに修理に出したのは言うまでもありません。でも、すぐに直って戻ってきてくれました。
よかったよかった。