結婚式の準備

っていうのはほんとうに大変ですね。
これまでパーティに参加したことはあっても、幹事とか運営側に回ることはまず無かったわけです。
学部時代にものすごくお世話になっていた人の結婚式で、しかも二人とも知っているというなかで幹事からお呼びがかかり、ちょっとばかしお手伝いすることに。


式は10月下旬、初めての打ち合わせは9月の中旬に、司会と幹事交えて。
そこでは、会の方向性とコンセプト、やるイベントとそれに必要な小道具とか準備について整理して。
僕は基本的に下っ端なので、なぜかドアをつくることに(笑)
ていうかドアってなんだ。何に使うんだ。


というわけで、まずはホームセンターにてドアに使えそうなものを調達。
ガーデニング用の柵をドアに転用して、周りを木材で固めるということで話がまとまった。
さっそく学校の中庭で組立てを開始、ものの数時間で骨格はできあがった。後は装飾するのみ。



で、この装飾がけっこう大変。
布を後ろに垂らして、前面に造花とリボンで装飾することにしたのだが、いかんせんそんなのやったことあるわけがない。
後輩にちょっと手伝ってもらうことにして、ユザワヤ、オカダヤ、100円ショップ・・・と店を回る。
造花っていうのがなかなか手強くて、一輪で100円のもあれば、300〜400円するものもあるのです。
かくしてなんとか作り上げたのがコレ。我ながらけっこう可愛い。ていうか後輩のおかげか(笑)



作業しているときにふと教授に言われた、時代の変化によって結婚式のスタイルも変わってきてるという話はあながち間違っていないとは思う。
例えば、式で餅つきをして餅をふるまってしまうとか、きっと個性的なやり方、"自分たちらしい"やり方を求める傾向にあるのかもしれない。
ただ、今の人たちがどういうパーティをするのかは、結局その人たちが決めること。
来る人が楽しめたり、やっている自分たちが楽しくなることができれば、それはそれでいいのかもしれない。
最近の子供に個性的な名前を付ける親の話も、状況としてはそれに似ている気がする。


特に今の時代は価値観も多様化してきていて、やりたいことが何でもできる時代。だからこそ、大事にしたい部分はしっかり持っていたい、と思い直した機会でした。
パーティ、うまくいくといいなぁ。