旧友と師との再会

いまさら、本当にいまさら、母校の師と旧友と三人で会った。
個人的にはここ数年、年賀状の付き合いになってしまっていたところだったので、久しぶりに顔を合わせたときに、なんとも言えない気分になったものだ。
しかしながら、、
自分がいくら大学で頑張って色々なことを経験して変わったからといっても、こういう組み合わせで久しぶりに会ったりすると、また以前の自分と友と先生との関係になるものだ、ってことを感じた。
それは全然悪いことじゃないのだけど、人は基本的には変わらないものなのかなぁっていう漠然としたことをふと思った。

いまどきの高校生と親ってどうなのとか、互いに大学では今どんなことやっているかとか、昔の友の近況を聞かせてもらったりとか、空いてしまった場所を埋めるかのように、じっくりと話した。
今回は、高一に配る学年だよりの原稿を頼まれていて、大学院生となった自分から見て、専門分野に進むということ含め進路について、今の時点でどう思うかみたいなことを書いたのだが、当時思い描いていたことと現在やっていること感じていることがピッタリ一致しているなんてことはまったく無いというのを再認識したと同時に、いや、むしろこれで良かったんだなぁと思う機会になったことは自分にとってもプラスだった。
進路について、以前と変わらず毒舌で斬り込んでくる先生の問いに、のらりくらりとこたえるなかで、また少し前に進めた気がする。

まぁ、うちらの代は変なのばっかりだったから、先生も面白がってるみたいだし、引き続き好きにやってみよう。