悩める若者として

座談会に参加してきた。
参加した後のあんなにすっきりした気持ちは、行くまでにどれだけナーバスだったかを思い返すと、嘘のように思えてくる。
あ、決して怪しい会じゃありません。


テーマは、「才能」について。
行くまでにあれこれと思案してみたのだけど、結局行き着いたのはこんなこと。

  • 先天的か後天的かは関係なく、その時々における人々のパラダイムの中で認識(あるいは評価)される相対的な価値
  • そもそも、何故才能という言葉を使うのか?

という2点。
才能に向き・不向きは関係なくて、結局は他人に評価される物事が「才能」という言葉で説明されているだけであって、いつどんな時代においても絶対必ず評価されるものなんて、おそらくこの世には存在しないのではないか、とおもう。


僕が考える才能のある人というのは、うまくいくまでやり続ける人。(途中までは空気読めない人かもしれない)
一方で、人の言うことを素直に受け止められる人。(そして行動にフィードバックして、糧にできる)


今回色々な話を聞いていて、自分の思っていたことがそんなに外れているわけではないということが分かっただけでも、すごく勇気が出た。
教授の言う、「今の現代っ子は、本当にいろんなことに対応しなくちゃいけないから、大変そうだよねぇ」という言葉は、そんなこと言われる筋合いはないと、ちょっぴり思う。


たった一度きりの人生、好きに生きればいいじゃん。
もちろん、アタマの片隅に置いておかなければいけないことはたくさんあるけど、それで動けなくなってしまったら、しょうがない。