お初な郡上八幡―前編

うちの研究室では、毎年のように関わっているらしい郡上八幡。実はまだ、行ったことなかったのだ。
というわけで、9月はじめの5日間、先生が受け持っている授業にのっかっちゃう形で行ってきました。
授業の内容は「地域のサスティナビリティと風景デザイン」ということで、郡上八幡をフィールドに、まちが抱えている問題に対して何らかの解決策を学生みんなで考え、提案するというもの。実はこの授業、一年の春に参加していたんだけど、そのときは愛知の常滑だった。


出発はGSDWの横浜見学会で一日中歩き回った日の夜に夜行バスで・・・。
名古屋到着まで一度も起きなかったのは我ながら疲れすぎでしょ、と思う。
その後、岐阜、美濃太田まで出て、そこからローカル線の長良川鉄道に乗り換え、小一時間ゆらり

川の水はめっちゃきれい。アユ釣りしてる人がいたり。
そんなこんなでちゃちゃっと到着。


集合まで随分と時間があるので、町内を軽く散策&川への飛び込みを敢行。


涼しいけど、日差しが結構イタイ。太陽に近いのかな?
やなか水の小径



郡上には、こんなまちなみがたくさん残ってる。歩くたびに覗き込んでしまう魅力を持っている。
郡上八幡


八幡城へのアプローチを登りきると、郡上を一望できる。こんな俯瞰景、みたことない!




お昼に食べたうなぎ。
実は、関西(?)でうなぎを食べたのは初めて。「サクッ」といったのにはびっくり仰天。そう、関西ではうなぎは蒸さないで焼くんだとか。脂がのっていてすごくおいしい。だけど、関東のうなぎに慣れてると、あとで若干きつい笑
でも、おいしくいただきました。


こんな水路はたくさんある。まちの人も、水路で水をせき止めて、洗濯したりするそう。散歩途中にも見かけたっけ。


言わずと知れた、郡上踊り。夏は、毎晩各町持ち回りで踊りが開かれる。
もちろん自分も踊ったのだが、興奮しすぎて一枚も写真はとれなかった笑
この郡上踊り、外の人たちを受け入れるのがうまくて、地元の人たちを中心に、観光客とかいろんな人が混じり合って踊る。
踊らずに周りから眺めてる人もいるし、中に入って果敢に踊るもよしで、楽しみ方は本当にそれぞれ。
こんな文化が今もなお残っていることって、すごいな、と思った。
特に、若い力、外の力も積極的に使おうとする姿勢は、うらやましいというか、色々考えさせられるところだった。


というわけで、前編。後編は、もう少しくまなく歩いてみた話を。