ふぅ

慣れって怖いです。年齢があがるとやっぱり何でも機械的に処理したくなっちゃうのか、あまり注意を払わずに行動に移すことが最近多々・・。重大な事故でも起こさなきゃいいけどね。
今日は面白い科目に出会いました。芸術系の科目なんですが、今日は丸一時間使って映画観ました。チャップリンです。初めて観た!すんごい面白かった。50年も前なのに、こんなに映像の奥に含まれた意図を感じた映画は観たことないかも。
50年前というと、もう戦争一色の時代で。僕が観たのは「チャップリンの殺人狂時代」。戦争への風刺がやっぱり含まれていて、心に残ったのがこの言葉。「大量殺人は世界が奨励しているんです。殺人のために破壊兵器を製造しているんです。」
映画を観るとわかるけど、殺人とは、数によって英雄になるか悪党になるかが変わるんですね。何かはっとさせられました。また一つ社会とは何なのか、考える要素が手に入った気がする。
この映画、重い感じがするけど、笑いありで楽しく観られました。本当にチャップリンは平和のことを考えているんだなぁと。天才ですね。