奈良田の里〜問題点〜

とりあえず下に列挙しようと思います。
1.温泉棟
温泉棟には受付、厨房、休憩所、土産物コーナーなどがあり、実質的に奈良田の里の中心となっているが、レジが受付(入り口付近)にしかないので、土産物を買うときなどはわざわざ入り口まで持っていかなければならないこと。従業員としても、温泉客の相手をしながら(温泉に入るには受付で券を買う)買い物客の相手もしなければならないのが忙しい上にやりにくい。また、これだけ多くの機能が集中していて、様々な人(温泉客、買い物客、料理を運ぶ従業員など)が行き交う場所でもあるので、混雑を免れることができない。
2.食事・休憩所
食事は現在、食券制であるがゆえに従業員と客のコミュニケーションが図られていない点。また、そのためにお客の顔と出す料理が一致せず、間違いが多い。厨房内の従業員に関しては、各々の役割が明確でないため、混乱を生じること。メニューについては、現在のものに魅力を感じられないこと。地域、せっかく早川という地元があるのだから、その食材を使ったものを出し、名称にも反映させるのが良い。
3.他の施設
先ほども言ったが、奈良田には温泉棟の他に、写真館、鍵屋、民俗資料館、山城屋がある。ほとんどの客は温泉に入り、食事をすると満足して帰ってしまうので、これらの施設にも目を向けさせる必要がある。しかし、人が入っていない所為もあり、施設内が汚れていたり、使えないものもあるので、その整備をするのが先だろう。人が温泉棟を通ってそちらの方へ行くのに抵抗を感じているのもある。そちらに行くには階段を登らなければならない上、客にとってはそこに入ってはいけない様な雰囲気がある為だ(人が住んでいる所に思える)。
4.地図・看板
奈良田の里へ行くには、早川町の入り口から車で30分ほどかかるため、遠い上に、看板がないので道を間違える可能性がある。分かれ道もあるにはあるので、明確な情報を盛り込んだ看板を立てるべきでは。また、奈良田の里には、里内の地図がない。そのため、客は温泉しかないものと思っている。もしくは、他の施設の存在を知っていたとしても、実際何をやっているところなのかがわからないため、行く気がしないのではないか。こちらから情報を発信しなければ客は来てくれない。
5.広告
温泉棟は、広告塔としての役割も担っていて、現在広告を前面に出すか出さないかの議論が為されている最中でありなかなか決まらない。昨年は壁にポスターが沢山貼られていたが、今年は少なめにしている、というような状態である。方向性を早急に決定するべきだろう。また、写真館や民俗資料館などのパンフが置いてあるのだが、目につかない所にあるので、人々が気づかないのも問題となっている。
というような感じで、課題が山積みです(笑)自分たちでは、何をまずしなければならないかを考え、優先的に改善していくものに手をつけていこうかと考えています。まぁ、これらの問題は既に昨年行ってきた先輩からの話も大いに含まれてますがね。とりあえず、方向性が重要ということなので、これから順次決めていこうと思います。