いきかた

最近、悩むことは多いけれど、自分のこれからのゆく先をポッと照らしてくれるようなできごとにたくさん出逢えて、満たされてます。
16日
インターンの先輩さちねぇさんが関わってる、東京国際芸術祭っていう演劇をみる機会があって、行ってきました。
都電荒川線に初めて乗って、ゆらゆら揺られながら向かいました。
舞台はチュニジア。正直なところ、自分には難しかったかなと思ったけど、何か伝わるものがあった。イスラム教徒になった娘と、それに反発する父、娘の変貌にとまどう母。信じるものが違うだけで、ここまで人を動かし、反発さえさせてしまう何かがある。自分にはない価値観が、そこにはあった。
自分を信じる強さがある人は、心のよりどころがある人でもあって、やっぱり強いなって思う。自分の中心となるものは人それぞれ違うだろうけれど、神を信じることだって、それに基づいて行動するということを考えれば、立派にその人の中心になっているものかもしれないよね。


17日
つい昨日、下河辺淳さんを囲む会2007というシンポジウムがあって、それに参加してきました。
目的は、人生の先輩としての話をきいて、何でもいいから何か一つ得ること。僕の場合、生きるヒントみたいなものをもらった気がします。
話はどんどん広がっていって、合計特殊出生率とか食料の話、地球温暖化の話にまで発展。とにかくみんな世の中を見透かしているような、自分というものを完全に持っていて、それを信じてやっている人たちなんだと思いました。
みんな笑顔で、ほんとにほんとに幸せな会。こんなシンポジウム、他にないよ。
僕の人生の先輩にあたる30代の人のさらにずっと上の世代。30代でさえ、進むべき方向を見失うことがあって、どうしていいか悩むこともある。上の世代から話をきく。
あれ、なんか自分と同じ…?って思えたとき、あ、そういうことなんだ!ってピーンときた。
懇親会では、いろんな社会人の方と知り合える機会ができて、精力的に動きまわってました。それとは別に、お目当ては後藤先生。
僕はいまずっと早川に通っているけれど、その早川に最初から関わっていたのが先生。ずーっと何かあると思って、フィールドに選んだのかな。よくわからない。
先生とは今まで話したことがなく、機会あらばと時を狙っていたんだけど、ようやくようやく話すことができました。めっちゃ緊張(笑)そしたら「学生が緊張してどうするの」とか言われた。。
僕が小学校のときから先生たちは早川に関わっているという事実。そんな時期に、僕が知っているはずがなくて。だから、そのときの背景とか、絶対ききたいと思ってた。今度話しにいきますと言いたかった。言えたかな?言ったつもりだけど、伝わったかな?と。でも、今度いける気がする。
とにかく、熱い夜でした。行ってよかった。今でもぞくぞくする。
「生きる」って、何なんでしょう、ね。